開放型病院とは | 大阪府済生会吹田病院

開放型病院とは

トップ 医療機関の方へ

開放型病院とは

開放型病院とは

地域医療機関である診療所の先生方と病院が連携し、患者さんに一貫・継続した医療を安心して受けていただくための制度です。開放型病院は、ご紹介患者さんを、当院の医師が主治医となり診療所の先生が副主治医として治療方針等を話し合い、共同で治療にあたります。

この制度では、患者さんの日常診療は「診療所」の先生が担当し、専門的な検査や診療を病院が担当します。また入院が必要な場合は、当院の開放病床を利用して当院医師と共同診療・指導をしていただくことができます。退院後は「診療所」の先生に診療していただきます。

開放型病院の基準

厚生労働大臣が定める開放利用に関する施設基準「開放型病院共同指導料」に基づいて運営します。

施設基準には、「開放利用に関わる地域の医師会(2次医療圏)等との合意(契約等)、病院の運営規程等に明示」「当該2次医療圏の当該病院の開設者と直接関係のない20以上の診療所の医師との登録、または、当該地域の医師の5割以上が登録していること」「開放病床は概ね5床以上」「届出前30日間実績有すること。実績期間中に当該病院の開設者と直接関係のない診療所の医師が利用した実績、開放病床利用率が2割以上」等が定められています。