2013年8月24日(土)14時30分から吹田市薬剤師会共催による第12回済生会吹田病院地域連携薬剤師研修会を開催しました。前日の大雨で足元が悪くなっているにもかかわらず、たくさんの調剤薬局の薬剤師の方々にご参加いただきました。
3つの演題があり、1番目はマルホ株式会社の新矢洋子先生に「皮膚外用薬の特性~基剤と小児へ使用する際の注意点」と題し小児に対する外用薬の使用方法から薬の材料による吸収の違いまで講義していただきました。軟膏やクリームの塗り方を再度確認することができたので患者指導に生かしたいと思います。また薬 の添加剤や患部の皮膚状態によっても薬剤の吸収に差が出ることが分かりました。薬剤師として製剤を理解した上で、薬の吸収や効果を推測することが重要と認識しました。
研修風景
最後に特別講演として当院小児科部長の河上千尋から「古くて新しいワクチンのおはなし」と題し、ワクチンの歴史からその意義や使用における注意点・癌 ワクチンのような未来展望の話まで幅広く濃い内容を講義して頂きました。ユーモアを交えた講義は興味深く、時間があっというまに過ぎていきました。ワクチンについて今まで以上に理解を深めることができ、薬剤師の立場だけでなく子育てしている親の立場としても参考になる話を聞くことができました。最近予防接種の副作用を心配して接種を敬遠する方もいますが、アナフィラキシーショックが起きた場合の速やかな対応を徹底することで公衆の利益につながっていくことが良く理解できました。
また睡眠がワクチンの「つき」をよくするという文献の紹介もあり、「寝る子は育つ」を裏付ける内容にことわざは奥が深いと納得しました。
次回は2014年3月8日(土)に開催予定です。開催に当たり今回も演者をはじめたくさんの方々に参加・協力していただきました。次回もよろしくお願い致します。
文責 薬剤科 仁田美保子
記事内容、所属、役職名は掲載当時のものです。
おおむね65才以上の方で、精神的または身体的理由で日常生活に常時介護を必要とし、自宅ではお世話を受けることが困難な方を対象としています。
介護が必要な利用者に対して、健康で安定した生活を送っていただくことを目的として、利用者本位の総合的な援助を行います。
要介護、要支援者および居宅介護支援事業からの居宅サービス計画に沿って、利用者の自立とQOLを高め得るに適切な利用者中心のサービスを提供します。
要介護、要支援者の意思および人格を尊重し、利用者の立場に立った適切な指定訪問看護の提供することを目的としています。
子どもの状態を正しく把握し、疾病の早期発見、早期治療に努めています。病院との連携を深め、適切な指導を行います。
地域医療機関と協働し予防医療・健康増進に寄与するため、平成30年11月「健康・医療のまち健都」の駅前複合商業ビルVIERRA(ビエラ)岸辺健都2階フロアに移転します。
病気をかかえていても医療と介護の専門家の目が行き届く環境で通所と宿泊サービス・訪問看護と介護サービスを組み合わせ、慣れ親しんだ地域と家で“身近な人に囲まれていつもの暮らしを続けること”をサポートします。
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