第14回済生会吹田病院地域連携薬剤師研修会報告 | 大阪府済生会吹田病院

第14回済生会吹田病院地域連携薬剤師研修会報告

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第14回済生会吹田病院地域連携薬剤師研修会報告

第14回済生会吹田病院地域連携薬剤師研修会報告

2014年8月23日(土)14時30分より、吹田市薬剤師会共催による「第14回済生会吹田病院地域連携薬剤師研修会」を開催しました。近隣の調剤薬局より41名の薬剤師の先生方にご参加頂き、院内外合わせて参加者58名の開催となりました。

研修風景

吹田市薬剤師会会長
大森洋子先生

会に先立ち、吹田市薬剤師会会長の大森洋子先生より、開会のご挨拶を頂戴しました。
今回の研修会は3演題構成でした。演題1は持田製薬株式会社の北川智先生より「日本における疫学調査からのメッセージ~魚食・n-3系脂肪酸と心血管イベ ントの関係~」と題し、EPAの動脈硬化抑制作用や冠動脈イベント発症の抑制作用を疫学調査の結果と共にわかりやすくお話して頂きました。日本人の魚食離 れが進行している中、魚食文化の素晴らしさを改めて見直すきっかけとなりました。

吹田市薬剤師会
薬薬連携委員会
山口晴臣先生

演題2は、吹田市薬剤師会薬薬連携委員会の山口晴臣先生より「お薬手帳で深まるネットワーク~私が手帳を持ってくる理由(わけ)~」と題し、お薬手帳の果 たすべき役割や持参/不持参の現状、今後の可能性についてお話頂きました。お薬手帳の持参が習慣化されるよう私たち薬剤師は継続的な努力が必要であること を感じました。また、患者・医師・薬剤師間でお薬手帳を連絡帳的に使用したり、検査値を書いて健康手帳的に使用されているスライドが印象的で、当院でも参 考にさせて頂きたいと思います。

循環器内科科長
石神賢一

最後は特別講演として当院循環器内科の石神賢一科長より「PCI時代における薬物治療の重要性」と題し、心血管イベントの発生機序の基礎的な所から、様々 な疫学調査や臨床試験の結果、ガイドラインの説明、実際の血管内皮の撮影動画などを交えて幅広くお話頂きました。OCT(光干渉断層撮影)の画像は薬剤師が目にする機会はあまりないため、薬剤と臨床をより深く結びつけて考えるきっかけに繋がったのではないかと考えます。ハイリスク薬である抗凝固薬や抗血小 板薬が薬物治療の主流となるため、今回学んだことを今後の業務に活かしていきたいと思います。

開催に当たり今回も演者をはじめ、たくさんの方々に参加・協力して頂きました。
次回は平成27年3月14日(土)に開催予定です。今後ともよろしくお願い致します。

文責 薬剤部 伊藤眞記子

※記事内容、所属、役職名は掲載当時のものです。