メンズナース特集 | 大阪府済生会吹田病院看護部サイト

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メンズナース特集

当院には新人からベテランまで、約30名のメンズナースが活躍しています(2021年秋現在)。院内ではまだまだ少数派のメンズナースですが、どんな思いをもって働いているのか、聞いてみました。

メンズナースインタビュー

Aさん 看護師14年目
5A病棟(整形外科病棟)
Bさん 看護師4年目
救急センター
Cさん 看護師3年目
8A病棟(内科病棟)

済生会吹田病院を選んだ理由を教えてください

Aさん

学生時代、看護実習で様々な病院で看護のスキルを学んできました。済生会吹田病院はその実習病院の中の1つであり、急性期看護、慢性期看護、小児看護、母性看護、と多くの分野で学びを得ました。病院見学では、病棟の雰囲気や、スタッフの関係を感じ取る事が難しいと思います。私は実習を通し、病院の雰囲気に触れ、尊敬できる実習指導者、スタッフの方々に出会えた事が大きな決め手となったと思います。

Bさん

当院の勤務体制である、変則2交代が選んだ理由の1つにあります。2交代制のように夜勤が長くなく、3交代制のように夜中の出勤/退勤の移動がありません。時間に余裕のある勤務態勢になっていると感じています。また、休みの日数も多くプライベートの時間がしっかり取れる所も当院の魅力だと感じています。

Cさん

仕事とプライベートの時間を両立しやすいので選びました!

女性イメージが強い看護師の世界に飛び込んだ理由を教えてください

Aさん

正直なところ高校時代に思い描いていた職業はもっと違うものでした。きっかけになったのは両親の一言だったように思います。進路を迷っている中で「看護・介護」という分野に対し「人の話を聞いたりするのは向いているんじゃないか」と言われた事がきっかけで、興味を持つようになりました。昔から病気や怪我で病院に通う機会もあり、その中で男性看護師の姿を見る事があったのも決め手になったと思います。

Bさん

小さい頃から漠然と医療関係の職に就きたいと思っていました。女性のイメージは確かに強くはありましたが、男性の需要も高いと聞きました。家族の勧めもあり、資格のある職業に就き、スキルを身につけ、人の役にたちたいと思い看護師を選択しました。

Cさん

元々、医療系の仕事をしてみたいと思ってており近年男性看護師も増えているとのことで興味が出てきて目指してみようと思いました!

キャリア支援や看護提供体制など、男性視点での苦労や役割はありますか

Aさん

看護師業界というと誰に聞いても想像するのは「女性社会」というイメージだと思います。働いてる中で、患者さんから「男性の方はちょっと・・・」と言われる事もあり対応に困った事もありますが、暴れている患者さんへの対応など、男性だからこそ率先してできる事も多々あります。 キャリア支援に関してはむしろ男性の方が重宝されているような感覚はあります。好きな事、興味のあることに対しての支援は十分に受けられる体制があるので、これから看護師を目指す男性にはその点は心配はないと断言しても良いかと思います。

Bさん

基本上司管理職や先輩看護師も女性の方ですが、自身のキャリアに関してやってみたいことや相談事など、しっかりと聞いてもらっています。男性だから大変というのはあまり感じていません。自身の役割として、リーダーの際は、救急隊や医師とのやりとりを行いメンバーの采配。メンバーの際は、救急患者対応を行っています。また、今年はプリセプターとして1年目教育に関り指導の経験をさせてもらっています。

Cさん

僕はあんまりそういうのでは苦労は無かったですが、男性特有の思考回路(1点集中型の人が多いはず)の場合は慣れるのに時間がかかりました。

どんな人と一緒に働きたいと思われますか

Aさん

自分はいろんな意見を持っているスタッフと一緒に働きたいですね。会議やカンファレンスで発言する事が苦手で、自分の意見が言えない看護師はいると思います。確かに言葉にできるに越した事は無いですが、「意見を持たない」というのは話にすら参加していないのと同じかと思います。思いを持っていてさえくれていれば、表出する機会を作り、一緒により良い物にしていけると信じています。

Bさん

所属している救急センターでは、医師・看護師・放射線技師等、他職種との関わりが特に強い部署になります。チーム医療・連携のためにはコミュニケーションが大切になってきます。現在の環境のように、報告・連絡・相談など、声のかけやすい環境・メンバーと働きたいと感じています。また、知識・経験の豊富な先輩看護師や医師と一緒に働き、知識を吸収していきたいと考えています。

Cさん

自己発信できるひと!現場ではかなり重要なスキルだと思ってます・・・。

男性看護師の方、目指されているみなさんにアドバイスやメッセージがあればお願いします

Aさん

看護業界はまだまだ「女性社会」といっても過言ではないと思います。そんな中でこの業界を目指している男性の方がいる事は自分達の励みになりますし、先輩Nsとして後輩達の手本とならねばと、身が引き締まる思いです。男性看護師として働いている中で、様々な葛藤があると思いますが、同じ悩みを持ち、日々奮闘している人が少なくともここにいます。一緒に成長していきましょう!

Bさん

少しずつですが、男性の看護師増えて来ています。女性の職場という印象は強いかと思いますが、男性だからと遠慮することは無いと思います。自身のやってみたいこと、専門的に勉強してみたいこと等、進みたい方向に行くことが出来ます。自分自身まだ何をやってみたいか、専門的に極めたいか決めることが出来ていませんが、人のために働くことの出来るやりがいある職業だと感じています。

Cさん

やっと浸透してきた男性看護師ですが、まだまだ女性=看護師のイメージが根強いです。ですが逆に考えてレアキャラなんだ!と思って頑張っていきましょう!

入職を目指す方へメッセージ

Aさん
済生会吹田病院は地域の中核を担う病院であり、急性期から在宅までの分野で多くを学ぶことのできる病院です。ラダーを取り入れた教育体制で、自身が希望する成長やキャリアUPが望める魅力があります。また病棟の雰囲気は抜群によく、男性看護師の先輩も多数いらっしゃいます。中でも特定看護師や師長を務める男性看護師もおられ、自分のキャリアを考える際、見本となること間違いなしです。楽しい雰囲気で働いていますのでぜひ一度足を運んでいただき、その雰囲気に触れてみてください。みなさんと一緒に働ける事を心待ちにしています。
Bさん
当院救急センターでは、内科・外科問わず様々な主訴の患者対応をする事で、多くの疾患の勉強や対応・処置について学ぶ事が出来ます。僕も1年目からの配属で患者対応や処置に追われ苦労した思いはありますが、やりがいのある部署となっています。病棟以外にも救急センターという選択肢もあるので興味があれば見学の際などのぞいてみて選択肢の1つに救急センターを入れてくれるとうれしいです。
Cさん
一緒に働ける日を待ち望んでいます