無料低額診療事業とは
当院では、社会福祉法第2条第3項に基づいて生計困難な方が、経済的な理由によって必要な医療(治療)を受ける機会が制限されることのないよう医療費の自己負担を軽くする無料低額診療事業を実施しています。下記のような方は、相談窓口へお越しくださるか、医師・看護師・事務職員にお申し出ください(どの程度負担を軽くできるかは、収入や医療費によって変わります)。
- 住民税非課税世帯
- ひとり親家庭などの医療証を持っている
- 高額な治療が続く
- 病気やケガにより働くことができなくなった、または収入が減った
- 借金がある など
対象となる医療費
吹田病院での自己負担となる医療費
※調剤薬局での支払いや治療用の物品、通院の交通費などは対象になりません。
詳しい利用方法はこちらをご覧ください
済生会は生活困窮者支援事業「なでしこプラン」
済生会は生活困窮者を支援する「なでしこプラン」を実施しています。
ホームレス状態の人や家庭内暴力(DV)被害者、刑務所出所者、障害者、高齢者、在日外国人等で、医療・福祉サービスにアクセスできない人たちを対象に巡回健診、予防接種、健康相談等を行うものです。
済生会は、生活困窮者を医療で救済する「施薬救療」を目的として明治45年に発足しました。その目的を果たす制度が、生活保護受給者をはじめとして低所得者の医療費を免除または減額する「無料低額診療(無低)事業」で、本会は医療施設を中心に広く展開しています。しかし、現実には、こうした社会保障制度の対象とならない人、例えば所得が生活保護の基準以下でありながら保護を受けない人、あるいは少額の国民年金だけで生活している高齢者、着の身着のままで避難したDV被害者、更生保護施設で社会への復帰を目指している人等もたくさんいます。社会経済環境の変化に伴い、経済的困窮や社会的孤立などが深刻化しているのです。
そこで、無低事業の対象者より広く、医療・福祉サービスにアクセスできない人々を支援しようとスタートしたのが本会の紋章を冠した「なでしこプラン」事業です。
(社会福祉法人恩賜財団済生会HPから転載)
大阪府済生会8病院での協働事業
- 釜ヶ崎地区健診事業
- 更生保護施設入所者への医療支援
- ハンセン病回復者への医療支援
済生会吹田病院独自の取り組み
- 外国人やホームレスの人等へのインフルエンザ予防接種
- 養育支援の必要な妊娠等の悩み相談事業
- 高次脳機能障害者・家族支援事業
- 地域セーフティネット事業
【場所】相談窓口(1階 受付カウンター右奥)