セカンドオピニオン
セカンドオピニオンの目的
当院以外の主治医にかかっている患者さんを対象に、診断内容や治療法に関して当院の専門医による意見・判断を提供します。その意見や判断を、患者さんがご自身の治療に際して参考にしていただくことが目的です。患者さんからのお話や主治医からの資料（診療情報提供書等）の範囲内で意見・判断することとなります。また当院での新たな検査や治療は行いません。
ご相談の対象となる方（完全予約制）
患者さん本人によるご相談を原則としますが、同意書をご持参いただければ、ご家族だけでもご相談が可能です。なお患者さんが未成年の場合は、続柄を確認できる書類（健康保険証）を確認させていただきます。必ずお持ちください。
お受けできないご相談
- 最初から当院での治療をご希望されている
- 必要な資料（情報提供書、検査や画像データ）が不足している
- 患者本人が死亡されている
- すでに治療が開始されている場合。または治療が終了し、その後の遺存症状に関すること
- 主治医に対する不満、医療事故・医療過誤及び訴訟に発展する恐れがある相談と思われること
- 医療費や医療給付に関すること
- ご相談内容に対応できる専門医が当院にいない場合
- セカンドオピニオンよりも一般外来の受診をお勧めするほうが良いと判断されること
- その他、当院がセカンドオピニオンのお求めに応じることが困難であると判断したこと
セカンドオピニオンの具体例
こちらに掲載されていないことに関してもご相談は可能です。ご相談内容について、担当医師が予め判断したうえで、実際の受診の可否を決定いたします。内容によってはお断りする場合もございます。あらかじめ御了承ください。
- 病状説明、治療方針の説明、治療経過の説明に納得しているが、他医療機関の専門医にも再確認したい
- 治療方針に同意を求められているが、なかなか決心がつかない
- 現在の治療にご不安を感じる
- 病状や治療経過の説明にご納得がいかない
費用
実費：1万円(税抜き) ※セカンドオピニオンは、健康保険による保険診療ではありません。自由診療のため、実費をいただきます。費用には主治医への報告書と作成料を含みます。
時間：ご相談１件につき30分
時間超過の場合：30分ごとに1万円（税抜き）が加算されます。
原則として1人の医師が相談を受けたのち、主治医へ報告書を作成します。
セカンドオピニオンの流れ
1
- 地域連携課でご相談内容等を確認。
2
以下の書類をお送りいたします。
- 「セカンドオピニオンのご案内」
- 「申込書」（別紙1）
- 「診療情報提供書」（別紙2）
- 「同意書」（別紙3）家族のみの相談の場合
3
現在かかりつけの医療機関から「申込書」「診療情報提供書」「同意書」を地域連携課へFAXにてご送信ください。診療情報提供書は、現在かかりつけの医療機関の様式をご使用いただいても差し支えありません。必要事項をご記入いただき「地域連携課」までご提出ください。
- 「診療情報提供書」
- 血液検査の結果
- 超音波検査の結果と画像
- レントゲン検査、MRI検査、CT検査等の画像データ
- 病理組織検査の報告書など
4
「申込書」等に基づき、地域連携課が各診療科に予めご相談内容を打診し、受診日を決定します。現在かかりつけの医療機関へご連絡のうえ、予約通知書をFAXにて送信します。
5
現在かかりつけの医療機関から以下をお受け取りになり、相談当日にお持ちください。
- 予約通知書
- 同意書
- 診療情報提供書
- 相談者がご本人以外の場合は、相談者との続柄を確認できるもの（健康保険証など）
- 検査資料等（血液検査の結果・超音波検査の結果と画像・レントゲン検査、MRI検査、CT検査等の画像データ・病理組織検査の報告書などできる限りの検査資料をお借りしてお持ちください。）
6
相談当日は、本館１階の地域連携課までお越しください。
相談場所にご案内いたします。
7
ご相談後、主治医の先生への報告書をお受け取りののち、地域連携課にお越しください。
- 現在かかりつけの医療機関からの情報提供や検査資料がない場合には一般的なお話しかできず、有効なセカンドオピニオンは提供できませんので、診療情報提供書、検査資料を必ずお持ちください。
- セカンドオピニオンの当日に当院の一般外来の予約はお取りいただけません。
〒564－0013 大阪府吹田市川園町1-2