田中 武兵

2020年4月1日より当院に赴任し、2022年4月1日より代謝・糖尿病内科科長として就任いたしました田中武兵です。
当科は3人体制で診療に当たっております。外来診療では病診連携に力を入れており、糖尿病治療の方向性がついた患者さんを地域の先生方に継続診療のお願いをさせて頂き、当院でも病状を考え定期的な診察をさせて頂いています。また、地域の先生から、①血糖コントロール改善・治療調整目的：薬剤を使用しても十分な血糖コントロールが得られない状態が3ヵ月以上持続する場合、あるいは次第に血糖コントロール状態が悪化した場合、新たな治療の導入(血糖降下薬の選択など)に悩む場合、内因性インスリン分泌能が高度に枯渇している場合、低血糖発作を繰り返す場合、②教育入院目的：インスリン注射、血糖自己測定など、外来で十分に指導ができない場合、③急性合併症が疑われる患者さん：糖尿病ケトアシドーシスの場合、尿ケトン体陰性でも高血糖(300mg/dl以上)で脱水徴候が著しい場合などの患者さんを迅速に受け入れております。また、他科入院中の糖尿病を合併されている患者さんの入院中の血糖値管理を行い、退院後の糖尿病治療に関しても治療法のご提案をさせて頂いています。
地域の皆さんと協力して地域医療に貢献できればと思っております。お気軽にご相談ください。