上田 晃一(形成外科) | 大阪府済生会吹田病院

上田 晃一(形成外科)

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上田 晃一(形成外科)

頭蓋顎顔面領域全般の先天異常はお任せください

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ウエダ コウイチ

上田 晃一

メッセージ
私は、当病院が旧病院から現在の場所に移転する期間の約10年近くを非常勤医師として勤務しており、当院には非常に親しみがあります。2025年3月末で20年以上勤務していた形成外科の教授を定年退職し、4月より当院での診療を開始いたします。 週1日の火曜日の外来(午前中)と手術(随時)を担当します。診療については顔面の先天異常(唇裂や口蓋裂、唇裂の二次修正、外鼻の異常、副耳や埋没耳などの耳介の異常、小児の眼瞼下垂、Treacher-Collins症候群、Robin sequence、その他)や四肢の先天異常(多指症や合指症)が専門ですが、成人の眼瞼下垂やケロイド、肥厚性瘢痕、熱傷後の瘢痕、その他の外傷後の傷あと、皮膚の腫瘍や顔面神経麻痺などの一般診療も担当しますので気軽にご相談ください。

専門分野

  • 唇顎口蓋裂
  • 頭蓋顎顔面外科
  • マイクロサージャリー
  • ケロイド肥厚性瘢痕
  • アンチエイジング

主な資格

  • 形成外科学会専門医
  • 日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
  • 日本形成外科学会認定 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本手外科学会認定 手外科専門医
  • 創傷外科学会専門医
  • 臨床研修指導医
  • 平成24年度プログラム責任者養成講習会修了

略歴

1984年に大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学で形成外科研修(田嶋定夫教授指導)を開始。1986年中京病院で全身熱傷の研修、同年高知県近森病院で救急医療一般消化器外科研修、1989年埼玉医大総合医療センター(原科孝雄教授指導)でマイクロサージャリー研修を行う。1995年大阪医科大学形成外科講師就任、1999年英国オックスフォード大学留学、2000年助教授、2004年大阪医科大学形成外科教授就任、2025年3月末で退職予定。
学生時代はヨット部と山岳部を兼部していましたが、インドヒマラヤコラホイ山とヨーロッパアルプスモンブランの登頂歴があります。

専門分野

口唇口蓋裂を始めとする頭蓋顎顔面領域全般の先天異常の治療を扱っています。唇裂手術は初回手術から外鼻形成、顎裂の骨移植、口唇の二次修正、口蓋裂手術まで幅広く行っており、現在日本口蓋裂学会の理事長に就任しています。さらに手足の先天異常(多指症、合指症、母指多指症、裂手など)も得意分野で、日本手外科学会の専門医、指導医を持っています。眼瞼下垂や顔面神経麻痺などの形成外科の一般診療も多くの手術を行っています。その他の専門領域として、ケロイド・肥厚性瘢痕の治療があげられ、そのエネルギー代謝の基礎研究を約30年近く行っていました。マイクロサージャリーは以前、頭頚部再建などの遊離皮弁移植を行っていましたが、最近は神経移植などを担当しています。

お問合せ先
ご紹介・お問い合わせは、済生会吹田病院 地域連携課まで
06-6382-1568