植野 望 | 大阪府済生会吹田病院

植野 望

ヘルニアセンター科長に就任しました

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うえの のぞみ

植野 望

主な資格

  • 日本ヘルニア学会理事・教育委員長
  • 日本医療教育財団外国人患者受入れ医療機関認証制度認定調査員
  • 日本外科学会認定外科認定医
  • 日本消化器外科学会認定 消化器外科認定医
  • 日本消化器病学会認定 消化器病認定医
  • 日本外科学会認定外科専門医
  • 日本消化器病学会認定 消化器病専門医
  • 日本外科学会認定 外科指導医
  • 日本内視鏡外科学会認定 技術認定医

診療実績

腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(TAPP)の経験例数

  • 2007年2月~2009年3月 六甲アイランド病院 91件
  • 2009年4月~2014年9月 愛仁会高槻病院 563件
  • 2014年10月~2020年3月 淀川キリスト教病院 923件

自己紹介

2020年4月に大阪府済生会吹田病院 消化器外科に着任しました。
前任地は淀川キリスト教病院で、5年半勤務いたしました。
これまで消化器外科手術、特に腹腔鏡下手術を中心に行ってまいりましたが、近年は腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(TAPP)をはじめとしたヘルニア診療に携わる機会が多くなり、関連学会の役員も仰せつかるようになりました。
ここでいうヘルニアは、脊椎周囲のヘルニアではなく、腹壁ヘルニア、いわゆる“脱腸”を意味します。
この度、当院ではヘルニアセンターが開設され、着任にあたり科長を拝命いたしました。まだまだ一般の方には知名度の乏しい、ヘルニアという病気について広く知っていただき、ヘルニアによる健康被害を出来るだけ少なくしたいと考えております。
先生方には、お気軽にご相談いただきますようお願い申し上げます。

診療の特徴

ヘルニアセンターの主な対象疾患は、鼠径部ヘルニアとその他の腹壁(瘢痕)ヘルニア、そして食道裂肛ヘルニアで、これらに加えて、近年わが国でも増加している直腸脱であります。
残念ながら、これらの治療手段は手術しかありませんが、体壁が脆弱になった箇所から発生する病気であるため、新たな手術の創もできるだけ小さくすべきと考えます。
当センターでは、心臓などに重い合併症がある方以外には、全身麻酔下で腹腔鏡もしくは内視鏡下手術を行います。
創が小さいことにより、手術後の疼痛は少なく、入院期間も短縮されることになります。

ご紹介・お問い合わせは、済生会吹田病院
地域連携課 0120-86-1567 まで