癌性胸水合併非扁平非小細胞肺癌に対する初回治療としてのPembrolizumab単剤および免疫チェックポイント阻害薬/プラチナ併用化学療法の有効性の多施設後ろ向き観察研究 | 大阪府済生会吹田病院

癌性胸水合併非扁平非小細胞肺癌に対する初回治療としてのPembrolizumab単剤および免疫チェックポイント阻害薬/プラチナ併用化学療法の有効性の多施設後ろ向き観察研究

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癌性胸水合併非扁平非小細胞肺癌に対する初回治療としてのPembrolizumab単剤および免疫チェックポイント阻害薬/プラチナ併用化学療法の有効性の多施設後ろ向き観察研究

大阪府済生会吹田病院での診療情報を、愛知県がんセンターヘ提供し、愛知県がんセンターを中心に下記機関共同で行う下記研究に用いることになりましたのでお知らせします。

1.研究責任者

岡田あすか

2.研究課題名

癌性胸水合併非扁平非小細胞肺癌に対する初回治療としてのPembrolizumab単剤および免疫チェックポイント阻害薬/プラチナ併用化学療法の有効性の多施設後ろ向き観察研究

3.研究の目的・方法

実臨床における、癌性胸水合併非扁平非小細胞肺癌に対する初回治療としてのペムプロリズマブ単剤療法および免疫チェックポイント阻害薬/プラチナ併用化学療法の治療効果を検討することを目的とします。
研究期間は、2024年3月までとし、事務局は、対象者の臨床情報を入力するための調査ファイルを参加施設に送付し、収集したデータを解析し公表します。

研究期間

倫理審査委員会承認から2024年3月(遺伝子解析:②行わない)

4.研究の対象となる方

以下のすべての条件を満たす患者さん。

  • 臨床病期Ⅳ期又は手術や放射線治療の根治的治療後に再発した非扁平上皮非小細胞肺癌の方。
  • 癌性胸水を合併している方。
  • 2017年3月1日から2020年9月30日までに1次治療として、ペムプロリズマプ単剤療法もしくは免疫チェックポイント阻害薬/プラチナ併用化学療法が投与開始された方。
  • 免疫チェックポイント阻害薬の前治療歴が無い方。

5.研究に用いる検体・情報の種類

診療情報内容(カルテから抽出した患者背景、臨床経過、各種検査の結果)

6.他機関への提供方法

匿名化した情報をエクセルベースの調査票により研究事務局へ提供する

7.提供を行う者の範囲

研究代表者

田宮 基裕 (大阪国際がんセンター 呼吸器内科)

研究事務局

田宮 基裕 (大阪国際がんセンター 呼吸器内科)

研究参加施設と研究責任者

  • 藤本 大智(和歌山県立医科大学 呼吸器内科・腫瘍内科)
  • 坂田 能彦(済生会熊本病院 呼吸器内科)
  • 金津 正樹(独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センター 呼吸器腫瘍内科)
  • 谷口 善彦(独立行政法人国立病院機構近畿中央呼吸器センター 内科)
  • 鈴木 拓児(千葉大学医学部附属病院 呼吸器内科)
  • 神戸 寛史(神戸市立医療センター中央市民病院 呼吸器内科)
  • 宮内 栄作(東北大病院 呼吸器内科)
  • 原 聡志(市立伊丹病院 呼吸器内科)
  • 岡田 あすか(済生会吹田病院 呼吸器内科)
  • 田中 智(大阪急性期総合医療センター 呼吸器内科)
  • 鈴木 秀和(大阪はびきの医療センター 肺腫瘍内科)
  • 荒井 大輔 (済生会宇都宮病院 呼吸器内科)
  • 大矢 由子(愛知県がんセンター病院 呼吸器内科部)
  • 横山 俊秀(倉敷中央病院 呼吸器内科)
  • この研究の科学的妥当性と倫理性は、当センターの倫理審査委員会などにおいて厳重に審査され、承認されています。個人情報の安全保護については、万全の体制下にて管理され実施されます。また、調査項目は既存のデーターであり、何らかの負担を生じることはありません。
  • 具体的な研究内容を知りたい、あるいは、今回の研究に用いること、提供を拒否したい場合には下記の問い合わせ窓口までご連絡下さい。
お問い合わせ
大阪府済生会吹田病院 呼吸器内科
医長 岡田あすか 住所:〒564-0013大阪府吹田市川園町1-2
06-6382-1521