新型コロナ感染症回復患者のリハビリテーション症例レジストリによる前向き観察研究 | 大阪府済生会吹田病院

新型コロナ感染症回復患者のリハビリテーション症例レジストリによる前向き観察研究

トップ ご来院の方へ 治験・臨床研究

新型コロナ感染症回復患者のリハビリテーション症例レジストリによる前向き観察研究

新型コロナ感染症回復患者におけるリハビリテーションの実態調査

当院では下記の研究を実施しております。 本研究の対象者に該当する方で、診療情報等を研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

研究課題名

新型コロナ感染症回復患者のリハビリテーション症例レジストリによる前向き観察研究

当院の研究責任者

太田信也(リハビリテーション科 理学療法士)

他の研究機関及び研究分担者

研究責任者

玉木彰(兵庫医療大学 リハビリテーション学部 教授)

共同研究機関

  • 公立陶生病院 小川智也
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 神津 玲
  • 広島大学大学院医系科学研究科  関川清一
  • 畿央大学・健康科学部 田平一行
  • 京都橘大学・健康科学部 堀江 淳
  • 杏林大学・保健学部 木村雅彦
  • 広島都市学園大学健康科学部 馬屋原康高
  • 帝京平成大学・健康医療スポーツ学部 守屋正道
  • 神戸大学大学院保健学研究科 沖侑大郎
  • 新潟県立がんセンター新潟病院 瀬崎 学
  • 岩手県立磐井病院 田中結貴
  • KKR高松病院 宮崎慎二郎
  • 市立秋田総合病院 川越厚良

本研究の目的

新型コロナウイルス感染症の診断で入院し、回復し、引き続き入院中に理学療法(リハビリテーション)を実施されている方の心身の特徴、経過を調査し、さらに理学療法(リハビリテーション)の実態を把握します。この研究は、日本呼吸理学療法学会の実態調査として実施されます。

研究の方法(使用する試料等)

対象となる患者さん

新型コロナウイルス感染症から回復され、引き続き入院管理が必要で、理学療法(リハビリテーション)を実施する20歳以上の患者さん

利用する情報の項目

  • 診療記録より
    被験者背景・入院日・ 集中治療室管理の有無・呼吸補助治療・重症度・体外式膜型人工肺装着有無・気管切開の有無・併存疾患・コロナウイルス陰性確認日・臨床検査・退院日・転帰先・血液検査・リハビリテーション診療情報
  • 理学療法(リハビリテーション)記録より
    理学療法士が、リハビリテーション開始時と終了時に実施する以下の情報項目を使用します。
    身体組成(身長・体重・下腿周径)・運動機能(握力・SPPB)・ADLスコア・身体的フレイルスコア・サルコペニアスコア

試料/情報の他の研究機関への提供 および提供方法

当院にて診療の過程で得られた診療情報を研究事務局に提出いたします。提出は症例登録システムもしくは、電磁媒体となります。また、紙面による症例登録書を提出し、研究事務局にてデータの集計の確認作業に使用されます。

個人情報の取り扱い

利用する情報から氏名や住所等の患者さんを直接特定できる個人情報は削除され、研究事務局には一切提出いたしません。また、研究成果は学会等で公表予定していますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。

本研究の資金源(利益相反)

症例登録システムの管理・運用は日本呼吸理学療法学会の事業経費を資金源として実施されます。研究者は、本研究の実施や報告の際に、金銭的な利益やそれ以外の個人的な利益のためにその専門的な判断を曲げるようなことは一切ありません。

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称

当院管理者 リハビリテーション科 理学療法士 太田信也
研究事務局 広島大学大学院医系科学研究科 関川清一

お問い合わせ
大阪府済生会吹田病院
リハビリテーション科 太田信也
06-6382-1521