骨シンチグラフィで偶発的に心筋濃染を指摘された症例の特徴および予後の検索に対するご協力のお願い | 大阪府済生会吹田病院

骨シンチグラフィで偶発的に心筋濃染を指摘された症例の特徴および予後の検索に対するご協力のお願い

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骨シンチグラフィで偶発的に心筋濃染を指摘された症例の特徴および予後の検索に対するご協力のお願い

【研究名:骨シンチグラフィで偶発的に心筋濃染を指摘された症例の特徴および予後の検索】に対するご協力のお願い

研究代表者 所属 循環器内科
氏名 中村卓也

下記の研究を当院倫理審査委員会の承認ならび院長の許可のもと、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(厚生労働省令和3年3月23日発)」および法令を遵守して実施しますので、ご協力をお願いいたします。
この研究を実施することによる参加される方への新たな負担は一切ありません。
またプライバシー保護については最善を尽くします。
本研究への協力を望まれない方は、その旨を下記の問合せ先までお申し出下さい。
なお、研究に参加されない場合でも患者さんが不利益を被ることはありません。

01.対象となる方

2012年1月1日~2024年7月31日大阪府済生会吹田病院で骨シンチグラフィを受けられた患者様

02.承認番号

2024-31

03.研究課題名

骨シンチグラフィで偶発的に心筋濃染を指摘された症例の特徴および予後の検索に対するご協力のお願い

04.研究実施機関

大阪府済生会吹田病院

05.研究の意義、概要、目的、方法

心アミロイドーシスとは、心筋にアミロイド線維が沈着し、拘束型心筋症を引き起こす浸潤性の病態を指します。様々な病型が心臓に悪影響を及ぼしますが、主な病型として、免疫グロブリン軽鎖(AL)アミロイドーシスとトランスサイレチン(ATTR)アミロイドーシスが知られています。なかでもATTR心アミロイドーシスについては病気の進行を遅らせる効果が示された治療薬が臨床的に使用できるようになりました。新たな薬物治療が出現するにつれ、画像検査による診断や、病勢のモニタリングが重要な検討事項として注目されるようになってきています。現在、心アミロイドーシスの診療において、99mTcピロリン酸シンチグラフィはATTR心アミロイドーシスの検出にきわめて有効であることが知られており、ATTR心アミロイドーシスを疑った場合は、99mTcピロリン酸シンチグラフィを実施して評価しております。
現在、心臓の領域以外でも各種シンチグラフィ検査が実臨床で実施されていますが、主に骨転移の有無を評価する目的で実施される骨シンチグラフィ(99mTc-MDP/HMDP)の撮影プロトコルでも心アミロイドーシスが検出できる可能性が指摘されています。本研究の目的は、骨転移の精査目的で実施された骨シンチグラフィで核種による心筋の濃染を認めた症例の患者背景および予後を評価することであり、有用な評価方法であるということが証明されれば、ATTR心アミロイドーシスの患者さんの早期発見・治療に役立てられる可能性があります。
06.協力をお願いする内容 骨シンチグラフィなどの画像データおよび臨床検査データ、病歴などの確認
07.本研究の実施期間 2024年8月1日から2028年12月31日
08.予測される危険や不利益 特になし
09.プライバシーの保護について データの匿名化を行います

10.問い合わせ先

(苦情等の窓口の連絡先)

大阪府済生会吹田病院 循環器内科
研究責任者:中村 卓也
住所:大阪府吹田市川園町1-2
電話:(06)6382-1521(代表)
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