脳転移を有する非小細胞肺癌(NSCLC)に対する初回治療における免疫チェックポイント阻害薬(ICI)を含む治療の効果についての多施設後ろ向き観察研究 (NEJ 060)」
大阪府済生会吹田病院呼吸器内科では、肺がんの患者さんを対象にその治療効果に関して臨床研究を実施しております。診療録(カルテ)を使って下記の臨床研究をあらたに実施しています。実施にあたり大阪府済生会吹田病院倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長より適切な研究であると承認されています。
研究の目的 |
この研究は、当院または関連病院にて進行・再発非小細胞肺癌と診断され、脳転移を有する進行非小細胞肺癌症例における初回治療の実態を調査し、免疫チェックポイント阻害薬を含む化学療法を施行した症例における有効性と安全性を明らかにすることを目的といたします。 |
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研究の方法 |
対象となる方について大阪府済生会吹田病院の呼吸器内科で2017年2月1日から2021年9月30日までに進行非小細胞肺癌に対し初回治療で免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、イピリムマブ)を含む化学療法を受けた患者さんとそのご家族の方 研究期間医学倫理審査委員会承認後から2026年3月31日 方法研究に用いる試料・情報の種類および外部機関への提供について2017年2月1日より2021年9月30日までに大阪府済生会吹田病院呼吸器内科にて進行非小細胞肺癌に対し初回治療で免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、イピリムマブ)を含む化学療法を受けた患者さんについて、以下の試料・情報を収集、使用いたします。 個人情報の取り扱いについて患者さんの測定結果、カルテ情報をこの研究に使用する際は、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し研究用の番号を付けて取り扱います。患者さんと研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、インターネットに接続できないパソコンに保存します。このパソコンが設置されている部屋は、入室が管理されており、第三者が立ち入ることができません。 |
研究組織 |
研究代表機関日本医科大学付属病院 呼吸器内科 研究全体の責任者日本医科大学付属病院 呼吸器内科 教授 清家 正博 その他の共同研究機関
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お問い合わせ先 |
患者さんのご希望があれば参加してくださった方々の個人情報の保護や、研究の独創性の確保に支障が生じない範囲内で、研究計画及び実施方法についての資料を入手又は閲覧することができますので、希望される場合はお申し出下さい。 また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 大阪府済生会吹田病院 呼吸器内科 |