「悪性胸膜中皮腫における薬物療法に関する臨床実態についての後ろ向き研究」に関するお知らせ
研究代表者 所属 呼吸器内科
氏名 岡田あすか
このたび、当院で診察を行った患者さんのカルテに記載された患者さんの病状、治療内容、効果に関わる情報を用いた以下の研究を実施いたします。 本研究は、【埼玉医科大学国際医療センター 臨床研究IRB】の一括承認を得て、【大阪府済生会吹田病院】の病院長による許可のもと行うものです。 本研究では、患者さんに追加でご負担をお願いすることはありませんが、カルテ情報等を使用することに賛成でない場合、あるいはご質問がある場合は、患者さんご自身でもその代理人の方でも結構ですので、問い合わせ先までお申し出ください。お申し出いただいても不利益になることは一切ありません。
研究の概要について
1.研究の対象となる方 |
2007年1月~2022年12月の期間に【大阪府済生会吹田病院】を受診し、悪性胸膜中皮腫と診断され、がん薬物療法を受けた患者さんを対象としております。 |
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2.研究の目的 |
薬物療法を施行された悪性胸膜中皮腫患者における実臨床データを用いて、免疫チェックポイント阻害薬が薬物療法で使われるようになった治療パラダイムの変遷について、その効果と安全性を検討する。 |
3.研究期間 |
病院長の許可後~2029年12月31日 |
4.利用または提供の開始予定日 |
研究実施許可後から約1か月程度 開始予定日以降も研究への利用停止などのお申し出に対応いたします。 |
研究に用いる試料・情報について
1.試料・情報の内容 |
がん薬物療法を受けられた悪性胸膜中皮腫の患者さんの状態や治療についての情報をカルテから取り出します(その際に、患者さんの名前、生年月日、電話番号など個人情報を直接特定できるような情報の取り出しは行いません)。 それらの情報を埼玉医科大学国際医療センター呼吸器内科に集め、分析・評価します。 ※この研究で得られた患者さんの情報は、【大阪府済生会吹田病院】において、【呼吸器内科 科長 岡田あすか】が、個人が特定できないように加工した上で管理いたします。そのため、患者さんのプライバシーが侵害される心配はありません。 |
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2.試料・情報の取得方法 |
悪性胸膜中皮腫と診断された患者さんの検査を実施した際の検査データおよび診療記録等を用います。 |
3.試料・情報を利用する者(研究実施機関) |
埼玉医科大学国際医療センター 呼吸器内科 解良 恭一(研究代表者)他、 全国特定非利益活動法人 North East Japan Study Group(NEJSG)参加病院61施設 NEJSGホームページ https://nejsg.jp/ |
4.試料・情報の管理責任者 |
提供元機関
提供先機関埼玉医科大学国際医療センター |
5.試料・情報の提供方法等について |
研究参加施設は、CRFに調査情報を記入し、研究事務局に郵送で送付します。参加施設ではその控えを保管します。患者さんの同定や照会は手順書に従い付与された匿名か番号を用います。患者名や住所など第三者が直接患者を識別できる情報は研究事務局には知らせません。 |
お問い合わせについて
ご自身のカルテ情報等を利用されたくない場合、あるいはご質問がある場合には、以下の連絡先までご連絡ください。
利用されたくない旨のご連絡をいただいた場合は、研究に用いられることはありません。
ただし、ご連絡いただいた時点で、既に研究結果が論文などで公表されていた場合、結果などを廃棄することができないことがありますので、ご了承ください。
大阪府済生会吹田病院 呼吸器内科 岡田 あすか
住所:〒564-0013 大阪府吹田市川園町1-2
電話: 06-6382-1521 (土日祝日を除く9:00~17:00)
〇研究課題名:悪性胸膜中皮腫における薬物療法に関する臨床実態についての後ろ向き研究
〇研究責任(代表)者:埼玉医科大学国際医療センター 呼吸器内科 解良 恭一