入院心不全患者の退院時におけるフレイル合併率 | 大阪府済生会吹田病院

入院心不全患者の退院時におけるフレイル合併率

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入院心不全患者の退院時におけるフレイル合併率

研究課題名 入院心不全患者の退院時におけるフレイル合併率

研究の目的

心不全の方がフレイルを合併すると再入院率が高くなることが分かってきています。フレイルとは、加齢に伴って身体機能や認知機能が徐々に低下しつつある状態のことですが、適切な介入によって再び健常な状態に戻ることができる時期とされています。本研究の目的は、心不全にて当院に入院され、リハビリテーションを実施された方を対象とし、退院時のフレイル合併率やフレイルの程度を調査することです。今回の研究結果を検討し、心不全患者さんのフレイルの改善、心不全の悪化による再入院の予防につなげることが目標です。

調査データ該当期間

2021年3月から2023年3月までの情報を対象とします。

対象となる患者さん

上記期間内に心不全にて当院に入院され、リハビリテーションを実施された方

利用する情報

診療録から、患者情報(年齢、性別、身長、体重、体格指数)、心不全の原因疾患、合併症・既往歴、血液データ、心エコー指標、在院日数、リハビリテーションの実施期間、転帰、入院前の日常生活自立度、同居者の有無、介護保険の要支援・要介護認定の有無、退院時のShort Physical Performance Battery (SPPB)テスト、機能的自立度評価に関するデータを収集させていただきます。

個人情報の取り扱い

利用する情報から、氏名や住所等の患者さんを特定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会または論文で発表を予定していますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用致しません。

本研究に登録したくない場合は、下記までご連絡下さい。申し出がなかった場合には、登録を了承していただいたものとさせて頂きます。なお、登録を拒否されても、患者さんに不利益を生じることはありません。

予測される危険や不利益

この研究では診療で得られたデータを使用するので、患者さんに新たな負担が生じる可能性はありません。

利益相反

本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業はありません。

お問い合わせ
大阪府済生会吹田病院
リハビリテーション科 松本 路子
06-6382-1521