希少ドライバー遺伝子異常をもつ肺癌患者のコホート研究 | 大阪府済生会吹田病院

希少ドライバー遺伝子異常をもつ肺癌患者のコホート研究

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希少ドライバー遺伝子異常をもつ肺癌患者のコホート研究

診療情報及び診療時に採取・保管された検体を用いた研究に関するお知らせ

大阪府済生会吹田病院の倫理審査委員会において本研究の科学的妥当性と倫理性は厳重に審査され承認されています。個人情報の安全保護についても万全の体制下で管理され実施されています。
また、調査項目は既存のデータであり、何らかの負担を生じることはありません。
具体的な研究内容が知りたい、あるいは研究目的に提供されることを希望されない場合は、下記のお問い合わせ先にご連絡ください。

1.研究責任者

岡田 あすか

2.研究課題名

希少ドライバー遺伝子異常をもつ肺癌患者のコホート研究

3.研究の目的・方法

この研究は、ALK阻害薬であるアレクチニブで治療された患者さんの臨床的な背景と治療効果の関連性を調べることで、アレクチニブの効果が得られる患者さんと得られない患者さんを明らかにすることを目的としています。
当院呼吸器内科においてALK阻害薬による1次治療としてアレクチニブの投与を受けられた方で、診療録(カルテ)より以下の情報を取得します。アレクチニブの効果が得られた患者さんとそうではなかった患者さんの診断時の採血データや栄養指標などを比較し、どのような患者さんで効果が得られたのかを調査します。

研究期間:当院の倫理審査委員会承認日から 2023年 3月31日

(遺伝子解析:行わない)

4.研究の対象となる方

2017年3月1日から2021年3月31日までにEGFR 遺伝子変異 / ALK 融合遺伝子以外のドライバー遺伝子異常が確認され、薬物療法がおこなわれた患者さん

5.研究に用いる検体・情報の種類

性別、年齢、病期、PS、組織型、喫煙歴、遺伝子変異の種類、PD-L1、臓器機能、自己免疫疾患、間質性肺炎などの併存疾患の有無、ステロイド治療状況の有無、治療ごとの抗腫瘍効果など

6.他機関への提供方法

匿名化した情報をエクセルベースの調査票により研究事務局へ提供する

7.提供を行う者の範囲

済生会吹田病院 呼吸器内科 長 澄人、竹中英昭、岡田あすか、美藤文貴、茨木敬博、上田将秀、乾 佑輔

8.研究組織源(利益相反)

研修責任者、研究代表(統括)者

済生会宇都宮病院 呼吸器内科 仲地一郎

研究事務局

  • 済生会宇都宮病院 呼吸器内科 荒井大輔
  • 千葉大学大学院 医学研究院 呼吸器内科学 齋藤 合
  • 鈴木拓児 (千葉大学医学部付属病院 呼吸器内科)
  • 佐藤悠城 (神戸市立医療センター中央市民病院 呼吸器内科)
  • 宮内栄作 (東北大学病院 呼吸器内科)
  • 岡田あすか (大阪府済生会吹田病院 化学療法センター)
  • 松本啓孝 (兵庫県立尼崎総合医療センター 呼吸器内科)
  • 寺岡俊輔 (和歌山県立医科大学 腫瘍センター)
  • 田宮基裕 (大阪国際がんセンター 呼吸器内科)
  • 内田純二 (大阪急性期・総合医療センター 呼吸器内科)
  • 金津正樹 (大阪刀根山医療センター 呼吸器腫瘍内科)
  • 坂田能彦 (済生会熊本病院 呼吸器センター)
  • 原 聡志 (市立伊丹病院 呼吸器内科)
  • 横山俊秀 (倉敷中央病院 呼吸器内科)
  • 大矢由子 (愛知県立がんセンター 呼吸器内科部)
  • 植松慎矢 (大阪赤十字病院 呼吸器内科)
  • 高山浩一 (京都府立医科大学 大学院医学系研究科 呼吸器内科学)
  • 谷口善彦 (近畿中央呼吸器センター 呼吸器腫瘍内科)
  • 笠井 尚 (栃木県立がんセンター)
お問い合わせ
大阪府済生会吹田病院 呼吸器内科
科長 岡田 あすか 住所 〒564-0013 大阪府吹田市川園町1-2
06-6382-1521