泌尿器癌の手術療法の有効性評価に関する検討
研究の目的
泌尿器癌に対する手術療法の実施状況、治療効果および安全性プロファイルを後ろ向きに調査し、泌尿器癌に対する手術療法の有効性および安全性を明らかにすること。
研究の方法
対象となる方について
2000年以降に泌尿器科で癌と診断され、泌尿器癌に対する手術療法を受けた患者さん
研究期間
2022年9月~2025年12月31日
方法
当科において癌と診断され、手術療法を受けておられる方で、診療録(カルテ)より以下の情報を取得します。手術療法の実施の実施状況、有効性ならびに安全性と取得した情報の関連性について調べます。
泌尿器癌の病理診断結果
病期および血液生化学結果及び尿検査
手術療法開始前の病期
手術療法前後の質問票
手術療法前後に行われたMRI・CT・骨シンチ等の画像情報および血液生化学結果及び尿検査
研究に用いる試料・情報について
情報:患者様の情報と手術療法の実態、効果および安全性に関して、多数の方のデータを入力し統計の解析を行います。
試料:ありません。
個人情報の取り扱いについて
患者さんの病理組織、測定結果、カルテ情報をこの研究に使用する際は、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し研究用の番号を付けて取り扱います。患者さんと研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、インターネットに接続できないパソコンに保存します。
また、この研究の成果を発表したり、それを元に特許等の申請をしたりする場合にも、患者さんが特定できる情報を使用することはありません。
なお、この研究で得られた情報は研究責任者(大阪府済生会吹田病院泌尿器科 科長 中村晃和)と分担研究者の責任の下、厳重な管理を行い、患者さんの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
研究組織
研究責任者
大阪府済生会吹田病院 泌尿器科 科長 中村晃和
お問い合わせ先
患者さんのご希望があれば参加してくださった方々の個人情報の保護や、研究の独創性の確保に支障が生じない範囲内で、研究計画及び実施方法についての資料を入手又は閲覧することができますので、希望される場合はお申し出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。