がん患者に対するリハビリテーション | 大阪府済生会吹田病院

がん患者に対するリハビリテーション

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がん患者に対するリハビリテーション

がん患者リハビリテーションの特性

がん自体により、体力低下や機能障害を引き起こし日常生活動作制限をきたす場合と、手術・化学療法・放射線療法などの治療の合併症により制限を引き起こす場合があります。リハビリテーションは、がんの特性や治療による合併症を考慮した、治療前からの介入が重要とされています。

当院におけるがんリハビリテーションの現状

がん患者リハビリテーション研修を修了した、理学療法士、作業療法士が所属しており、平成25年4月より「がん患者リハビリテーション料」算定可能となりました。現在は、あらゆるがんに対して、リハビリテーションを実施しています。多くのがん患者さんは回復的リハビリテーションですが、一部(肺がん患者さん等)予防的リハビリテーションも実施しています。
具体的には、機能維持・改善目的の関節可動域運動、筋力増強・維持運動、持久力改善・維持運動、全身調整運動など、能力障害に対しては、基本的動作練習、日常生活動作練習、応用動作練習などを実施しています。また、必要に応じて自助具作成や退院前の自宅訪問による家屋改修などの相談や援助も行っています。