RI装置 | 大阪府済生会吹田病院

RI装置

当院のRI装置が新しくなりました

平成27年10月末より稼働しています。

RI検査とは

RI検査では、微量の放射線を出す薬を使用します。注射により体内に薬を入れ、薬が十分に体に取り込まれた後で、体内から出る放射線をカメラにて撮影しま す。撮影時間は30分程度ですが、検査によっては1時間程度かかる場合もあります。造影剤を使用しないため、腎機能の悪い方でも安心して検査を受けていた だくことが可能です。

RI検査で何がわかるの

脳血流シンチグラフィ

認知症の鑑別診断、脳血流の評価

心筋シンチグラフィ

心筋虚血および梗塞の診断、心機能の評価

骨シンチグラフィ

骨転移の評価、骨髄炎や骨折の評価

ガリウムシンチグラフィ

サルコイドーシスの診断、不明熱の原因検索

レノグラム

腎機能の評価

このほかにも様々な種類の検査ができます。

特徴

短時間検査

RI検査にかかる総検査時間を短縮するための技術(Evolution)を搭載しています。検査時間の短縮はスループットをあげるとともに、患者さんの負担を軽減し、患者さんの動きによる、検査画像の劣化を防ぐことが可能です。

動作の高速化

従来装置に比べ検出器の重量を80 kg軽減し、検出器の動きも安全に軽快・高速になりました。

新開発の核医学検出器 EliteNXT NM Detector

新型の光電子増倍管(PMT)を採用しています。NaI結晶がとらえた放射線は、PMTの中で増幅を繰り返し、大きく増倍された後、信号電 流として取り出されます。 新型PMTは、小型ながらも従来と同等以上のパフォーマンスを保ち、EliteNXT NM Detectorの高い性能を発揮するために大きく貢献しています。