院外処方せんの全面発行により、入院患者さんを中心とした内服薬、注射薬の調剤のほか以下の業務に取り組んでいます。
入院時の持参薬チェックでは出血の恐れがある薬剤などを服用していた場合、手術延期や中止となることがあるため、入院2~3週間前に患者さんの服用中の薬剤についてハイリスク薬のチェックを行い医師に情報提供し医療安全に貢献しています。
入院時の持参薬管理からはじまり退院時指導まで、入院中の内服薬、外用薬、注射薬の薬物療法が安全かつ安心して受けられるよう服薬指導や、副作用などの薬剤の情報収集及び提供を行っています。
医薬品や薬事衛生などの医療情報について収集、加工、伝達などを行っています。具体的には医薬品の適正使用や副作用などのDIニュースの発行、TDM(薬物血中濃度モニタリング)、保険薬局からの疑義照会の対応、錠剤鑑別などの業務を行っています。
カテーテル感染症の原因の1つとされる高カロリー輸液調製時の細菌汚染防止のため、無菌環境のなかで輸液類の調製を行っています。
クラス10,000のクリーンルーム内にクラス100のクリーンベンチ2基を備えています。
全排気型安全キャビネット2基を設置した無菌調製室が化学療法センター(12床)内に併設されています。
複数の薬剤師により電子カルテ内にレジメン登録された内容と処方箋を照合鑑査し、必要な安全確認を行った上で無菌調製を行っています。
患者さんのある時点の薬物血中濃度を測定し、得られた薬剤濃度を薬物動態学的な解釈に基づいた用法・用量の最適化など、計画的な治療管理を支援するものです。薬剤部では抗MRSA薬を中心に解析を行っています。
糖尿病療養指導士の資格を持つ薬剤師が、医師の指導の下、他の職種の療法指導士と協力しながら教育指導にあたっています。また、糖尿病患者さんの会である「さざなみ会」にも講師として参加するなど積極的に活動しています。
医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士など他の職種とともに、主に保存期の慢性腎不全の患者さんを対象として開催しています。
1コース4回となっており、そのうちの1回を薬剤師が担当します。薬剤師は、服薬の意義、副作用及び服用上の注意などを説明し、患者さんの薬に対する理解を深め、正しく服用して頂けるよう指導教育しています。
年に3~4回患者さんと御家族を対象に「肝臓病教室」を開催しています。医師、看護師、管理栄養士、薬剤師がそれぞれの専門性を生かして一緒に行っています。
薬剤師は「薬についての講義」を担当、毎回内容が堅苦しくならないようクイズ大会、栄養剤の試飲会、エクササイズなどを取り入れる工夫をしています。
患者さんの痛みを和らげるために、疼痛緩和に関わる医師、看護師、薬剤師が2週間に1回集まって症例検討しています。
また、医師より緩和ケアチームにコンサルテーションを依頼された時は、推奨薬剤の提案とその投与計画、副作用対策などの必要な情報提供を行っています。
患者さんに適切な栄養管理を行い、栄養状態を改善することによって、免疫力を高め、創傷の早期治癒や合併症の減少により予後の改善や在院日数の短縮が見込まれます。
平成16年2月よりNSTが立ち上がりラウンドを開始しました。
平成20年にはNST専門薬剤師も誕生し、栄養状態の評価や経腸栄養、静脈栄養の処方評価などで活躍しています。
病院感染対策の実践チームとしてICD(Infection Control Doctor)を中心に活動しています。
薬剤師もチームの一員として感染対策防止委員会への参加や抗菌薬(注射剤)の使用量の把握、医師からの依頼によるTDM(薬物血中濃度モニタリング)を行うことで適正な抗菌薬使用に貢献しています。
専任の医師と看護師(皮膚・排泄ケア専任看護師)が中心となって週1回の褥瘡・スキンケア回診が行われています。
薬剤師も回診に参加し、創傷ケアに必要な薬剤情報の提供を行っています。
当院では患者様の同意を得て新薬が医薬品として認められるために必要な臨床試験を行っています。
現在、第Ⅰ相試験から第Ⅲ相試験を実施していますが、薬剤部ではその補助的業務として治験薬の管理と調剤、また治験事務局としてSMO(治験施設支援機関)と連携をとりながら業務を行っています。
近年特に地域における医療連携が求められるようになっています。
薬剤師も病院、保険薬局の垣根なく連携を深めることにより、機能的かつ合理的に地域医療に貢献できるものと考えます。
薬剤部では吹田市薬剤師会、東淀川区薬剤師会、摂津市薬剤師会との「地域連携薬剤師研修会」を定期的に開催し相互理解を深めるため活動を続けています。
薬品管理業務、製剤業務、院外処方箋疑義照会などさまざまな業務を担当しています。
また、院内特殊製剤の調製、麻薬、向精神薬の管理、院内薬品管理など様々な場面で薬剤師が活躍しています。
おおむね65才以上の方で、精神的または身体的理由で日常生活に常時介護を必要とし、自宅ではお世話を受けることが困難な方を対象としています。
介護が必要な利用者に対して、健康で安定した生活を送っていただくことを目的として、利用者本位の総合的な援助を行います。
要介護、要支援者および居宅介護支援事業からの居宅サービス計画に沿って、利用者の自立とQOLを高め得るに適切な利用者中心のサービスを提供します。
要介護、要支援者の意思および人格を尊重し、利用者の立場に立った適切な指定訪問看護の提供することを目的としています。
子どもの状態を正しく把握し、疾病の早期発見、早期治療に努めています。病院との連携を深め、適切な指導を行います。
地域医療機関と協働し予防医療・健康増進に寄与するため、平成30年11月「健康・医療のまち健都」の駅前複合商業ビルVIERRA(ビエラ)岸辺健都2階フロアに移転します。
病気をかかえていても医療と介護の専門家の目が行き届く環境で通所と宿泊サービス・訪問看護と介護サービスを組み合わせ、慣れ親しんだ地域と家で“身近な人に囲まれていつもの暮らしを続けること”をサポートします。
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