当科のご紹介
肩関節、膝関節を中心にした関節外科
整形外科とは?
整形外科は運動器を対象とする診療科です。
外傷や障害によって悪くなった運動器を治療して、身体の動きを再獲得することを目標にしています。運動器とは、身体運動に関わる、骨、筋肉、関節、神経などの総称です。運動器はそれぞれが連携して働いており、どのひとつが悪くても身体はうまく動きません。整形外科疾患は大きく外傷と障害に分けられます。外傷とは外的要因による組織または臓器損傷の総称です。通常、怪我(けが)と呼ばれます。代表的な外傷は骨折や腱、靱帯などの断裂です。一方、障害とは、生理的な機能障害のことで、例えば加齢による軟骨変性からくる変性疾患である変形性関節症や、腰部脊柱管狭窄症などがこれに当たります。
医学の進歩により超音波検査やMRIなどを用いた低侵襲の診断が可能になりました。また手術手技の進歩により、関節鏡や顕微鏡を用いた手術では低侵襲の治療が可能になりました。われわれ整形外科医は運動器における外傷や障害に対して、Up To Dateな最新治療を提供できるよう、日々精進しています。当院整形外科では肩関節、膝関節、脊椎外科のスペシャリストが在院しています。病状や症状に合わせ最善の治療方法をご提示できると考えます。また当院は広大なリハビリテーションを要しており、元の運動機能の再獲得や早期社会復帰や、健康寿命を延ばすために大勢のリハビリスタッフがサポートいたします。
クリニカルパス
頻度の高い整形外科疾患に対しては、どの患者さんに対しても入院から手術、リハビリテーション、退院まで標準的な治療が行えるように、クリニカルパスを作成、活用しており、今後さらにパスの充実を図っていく予定です。
カンファレンス
早朝カンファレンス(術前検討) |
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整形外科カンファレンス(問題症例検討会) | 毎週木曜日午前8時15分から |
リハビリテーション科との合同カンファレンス | 年4回木曜日午後5時40分から※登録医の先生、医院のスタッフの皆様にもご出席いただくことが可能です。 |
整形外科部長回診 | 毎週火曜日午後2時から |