心不全センター | 大阪府済生会吹田病院

心不全センター

トップ 診療科のご案内

心不全センター

特徴

2021年4月1日より奈良県立医科大学循環器内科から当院に赴任して参りました。大学では主にCCU,心不全及び肺高血圧の診療を中心に、心臓リハビリテーションにも力を入れてきました。

社会の高齢化に伴い、高齢心不全患者が増えています。団塊の世代が後期高齢者の年齢に達する「2025年問題」がいよいよ迫ってきており、更なる患者の増加、いわゆる「心不全パンデミック」が懸念されています。心不全は生命予後不良の疾患であるというだけでなく、繰り返す入院、フレイル、サルコペニア、認知機能低下を多くの患者で認めます。身体活動・認知機能低下を遅らせるために、高齢患者の健康寿命に焦点を当てた取組みは喫緊の課題であります。今後は、今までの経験を活かし、心不全・肺高血圧診療、入院・外来の心臓リハビリテーション及び多職種介入の更なる充実を図りたいと考えています。心不全は当院のみでの管理は困難ですので、実地医家の先生方とも連携し診療にあたれればと考えています。

当院での私自身の診療については、循環器一般すべてを行いますので、心血管疾患の疑いがございましたら是非当科にご紹介いただければと思います。併せて入院・外来での運動療法(心臓リハビリテーション)のみについての問い合わせにも対応したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。