周産期センター長(産婦人科統括部長)
産科科長(部長)
婦人科科長(部長)
産科科長補佐
婦人科科長補佐(部長)
(医長)
(医員)
(医員)
(医員)
(医員)
(後期研修医)
済生会吹田病院産婦人科には現在、周産期センター長をはじめ、産科科長、婦人科科長、部長、医長、医員、レジデントの計10人が勤務し、済生(生命を救済すること)の心を基盤に安心で安全な医療を提供しています。(2019年7月現在)
周産期医療に関しても、患者様の立場にたった医療の提供をモットーとしています。妊娠・出産については、安心した医療環境のもとで行うことを第一の目的に、正常妊娠はできるだけ自然分娩で行うことを心がけています。また、妊娠高血圧症などの妊娠中の母体異常や、胎児発育不全、胎児病などの妊娠中の胎児異常や、糖尿病などの内科疾患合併症妊娠等、様々な超ハイリスク妊娠・分娩も多数搬入されてきて、新生児科、糖尿病内科などの各専門医と連携を保ちながら対応しています。全国ランキング(DPC評価分科会)では、産科に関する疾患項目で全国ベスト100位以内が7項目ありました。また、常位胎盤早期剥離は府内では3番目の症例数でした。新生児集中治療室(NICU)、回復治療室(GCU)も完備し、全国トップレベルの水準を確保し分娩施設と共に周産期センターとして稼働しております。また、大阪府の周産期医療基幹病院(大阪府地域周産期母子医療センターの認定)として、大阪府の母体救急搬送システム(OGCS)の準基幹病院として、充分な実績があります。現在、年間約130件前後の緊急搬送を受け入れており、地域と密着した高度救急医療の一端を担っています。本周産期センターでは緊急搬送の24時間受入体制を布いており、また、妊娠24週以降の全ての妊婦と新生児に対応しています。今までの実績が評価されて、平成28年9月に大阪府の救急医療功労者として大阪府内の産婦人科の中で唯一の表彰を受けました。
本周産期センターは正常妊娠もハイリスク症例も多いため、経験豊富なスタッフが充実しており、なかでも全国的にもまだ数が少ない周産期専門医が多数(母体・胎児専門医4名、新生児専門医4名)在籍し、日本一の専門医数を誇っています。また、産科医と新生児科医と病棟スタッフの定期的な周産期カンファレンスや症例検討会を開き周産期関連部門全体での検討を行い、EBM(最新かつ最良の根拠に基づいた医療)に沿った管理、治療を徹底的に行い、安全で確実な医療を一症例一症例に対して行うよう心がけております。平成28年7月から小児心臓専門医による胎児の心臓超音波スクリーニングを開始しました。アメニティ面に関しては、平成27年1月から分娩後の祝膳の提供を始めて、妊婦様から高評価を得ています。また、平成28年9月から産後の新生児面会制限を緩和しました。私たちは分娩を心から喜んでもらえる温かい医療を提供できるようスタッフ一同切磋琢磨し、北大阪の頼れる中核病院を維持できるように努力しています。
婦人科疾患については子宮筋腫などの良性疾患~子宮癌などの悪性疾患まで対応しています。良性疾患に対する治療では腹腔鏡下や子宮鏡下においての内視鏡手術や、子宮頸部の前癌病変に対する治療では子宮を温存(悪い部位のみを取る)する子宮頸部レーザー円錐切除など、身体にダメージの少ない低侵襲手術を推奨しています。また、大学病院や癌拠点病院の連携により最新の管理、治療を提供します。スタッフには日本内分泌学会内分泌代謝科(産婦人科)専門医と日本産婦人科内視鏡学会技術認定医が在籍しています。
当科が診療の対象とする主な疾患とその症状
卵巣機能不全(月経不順・無月経)、子宮筋腫(月経過多)、子宮腺筋症(月経痛)、子宮内膜症(月経痛)など
不妊症
不育症・習慣流産
正常妊娠、異所性妊娠
内科疾患合併(糖尿病、高血圧、甲状腺疾患、膠原病など)婦人科疾患合併(子宮筋腫など)
切迫流産、切迫早産、妊娠高血圧症、妊娠糖尿病、前期破水、前置胎盤など
胎児発育不全、胎児病、多胎妊娠、双胎間輸血症候群、骨盤位など
微弱陣痛、回旋異常、癒着胎盤、弛緩出血など
更年期障害、骨粗鬆症、高脂血症など
子宮頸癌、子宮体癌、萎縮性腟炎、卵巣機能不全など
骨盤臓器脱、腟~外陰腫瘍、バルトリン腺囊腫など
子宮頸癌、子宮体癌、腟炎、子宮頸管炎(淋菌、クラミジア)など
性器ヘルペス、外陰ベーチェット病、外陰癌など
カンジダ腟外陰炎、トリコモナス腟炎、外陰癌など
子宮筋腫、卵巣腫瘍など
異所性妊娠、卵巣腫瘍の茎捻転、卵巣出血、急性子宮付属器炎など
子宮内膜症、黄体出血など
膀胱炎、過活動膀胱、膀胱瘤など
分娩数 | 680件(多胎22件、死産3件) |
---|---|
自然経腟分娩 | 469件(内、単胎骨盤位分娩0件) |
吸引・鉗子分娩 | 24件 |
帝王切開 | 187件(予定帝切109件 緊急帝切78件) 帝王切開率:27.5 % |
22週~23週 | 1件 |
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24週~27週 | 5件 |
28週~31週 | 15件 |
32週~35週 | 40件 |
36週 | 30件 |
37週~41週 | 608件 |
42週~ | 3件 |
1,000g未満 | 5人 |
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1,000~1,499g | 12人 |
1,500~2,499g | 111人 |
2,500~3,999g | 570人 |
4,000g以上 | 4人 |
子宮頸癌 | 4 |
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子宮体癌 | 10 |
卵巣癌 | 8 |
子宮内膜異型増殖症 | 2 |
子宮頸部円錐切除術 CIN2 CIN3 | 52 |
その他 | 3 |
子宮筋腫、子宮腺筋症 | 18 |
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単純子宮全摘術 | 14 |
子宮筋腫核出術 | 4 |
付属器腫瘍 | 9 |
付属器摘出術 | 8 |
腫瘍摘出術 | 1 |
骨盤臓器脱・尿失禁手術 | 29 |
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子宮全摘術(TLH、LH) | 29 |
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子宮筋腫核出術 | 8 |
付属器腫瘍手術 | 49 |
(うち子宮内膜症手術) | 8 |
異所性妊娠手術 | 4 |
試験開腹術 | 0 |
その他 | 7 |
子宮筋腫核出術 | 6 |
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子宮筋腫切除術 | 5 |
子宮内膜ポリープ切除術 | 4 |
開腹 その他 | 2 |
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膣式 その他 | 8 |
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子宮頸部細胞診で異常を認めたり、子宮体癌の精密検査が必要な場合、また卵巣悪性腫瘍が疑われる場合はいつでもご紹介ください。子宮温存を必要とする子宮筋腫や子宮脱などの患者様もいつでもご紹介下さい。直ちに精密検査を行い診断、治療方針を決定させて頂きます。
産科では、切迫早産、多胎妊娠、前置胎盤、妊娠高血圧症(PIH)、胎盤早期剥離などのハイリスク妊娠や分娩中、分娩後の出血によるショックの場合はすぐご連絡下さい。24時間対応します。
腹腔鏡手術については、卵巣腫瘍、子宮内膜症、子宮筋腫(筋腫核出、子宮全摘術)、異所性妊娠に対して手術を行っています。
午前
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
1診 | 亀谷 (予約診) |
津戸 (予約診) |
加藤 (予約診) |
亀谷 (予約診) |
伊藤 (予約診) |
2診 | 津戸 (予約診) |
太田 (予約診) |
伊藤 (予約診) |
加藤 (予約診) |
村上 (予約診) |
3診 | 伊藤 (予約診) |
中嶋 (予約診) |
村上 (予約診) |
津戸 (予約診) |
丸岡 (予約診) |
4診 | 太田 (予約診) |
杉本 (予約診) |
丸岡 (予約診) |
杉本 (予約診) |
永易 (予約診) |
午後
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
1診 | 加藤 (予約診) |
亀谷 (予約診) |
胎児心臓 (予約診) |
太田 (予約診) |
伊藤 (予約診) |
2診 | 村上 (予約診) |
杉本 (予約診) |
加藤 (予約診) |
中嶋 (予約診) |
村上 (予約診) |
3診 | 津戸 (予約診) |
― | 中嶋 (予約診) |
杉本 (予約診) |
丸岡 (予約診) |
4診 | 産後2週間健診 (予約診) |
産後1か月健診 (予約診) |
― | 産後2週間健診 (予約診) |
― |
形成外科1診 | ― | ― | 産後2週間健診 (予約診) |
― | ― |
形成外科2診 | ― | ― | ― | ― | 産後2週間健診 (予約診) |
おおむね65才以上の方で、精神的または身体的理由で日常生活に常時介護を必要とし、自宅ではお世話を受けることが困難な方を対象としています。
介護が必要な利用者に対して、健康で安定した生活を送っていただくことを目的として、利用者本位の総合的な援助を行います。
要介護、要支援者および居宅介護支援事業からの居宅サービス計画に沿って、利用者の自立とQOLを高め得るに適切な利用者中心のサービスを提供します。
要介護、要支援者の意思および人格を尊重し、利用者の立場に立った適切な指定訪問看護の提供することを目的としています。
子どもの状態を正しく把握し、疾病の早期発見、早期治療に努めています。病院との連携を深め、適切な指導を行います。
地域医療機関と協働し予防医療・健康増進に寄与するため、平成30年11月「健康・医療のまち健都」の駅前複合商業ビルVIERRA(ビエラ)岸辺健都2階フロアに移転します。
病気をかかえていても医療と介護の専門家の目が行き届く環境で通所と宿泊サービス・訪問看護と介護サービスを組み合わせ、慣れ親しんだ地域と家で“身近な人に囲まれていつもの暮らしを続けること”をサポートします。
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