2019年2月より「神経内科」の標榜診療科名を「脳神経内科」に変更いたしました。
なお、診療内容に関する変更はありません。
頭痛には、脳血管障害や脳腫瘍など頭部や脳の重大な病気(器質性疾患)の症状である「症候性頭痛」と、他に病気が隠れているわけではないが習慣的に起こる「機能性頭痛」(筋緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛などの慢性頭痛)に分けられます。後者は生命に別状はありませんが、症状を我慢するのは辛いもの。的確な治療のためにも、症状のある方はお早めに専門医にご相談ください。当院には頭痛外来を備えています。
脳神経内科領域の各種疾患として、脳血管障害・炎症性疾患、脱髄性疾患、変性疾患(脊髄小脳変性症、パーキンソン病など)、各種末梢神経障害(ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性根神経炎(CIDP)、代謝性・糖尿病性ニューロパチーなど)、筋疾患、重症筋無力症等に対応し、診療をおこなっています。
診断や検査には、充実した設備を利用し画像診断、電気生理学的検査(筋電図・末梢神経伝導速度等)により的確に判断。当院の総合病院としての特性を生かし、精神神経科や脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科などとも密に連携をとりながら、的確な治療に務めます。
頭痛、意識障害、眠気、不眠、めまい、まわりがぐるぐる回る、耳鳴り、味覚異常、ものが二重に見える、ものが見えにくい、ものを飲み込みにくい、水が鼻に逆流する、立ちくらみ、失神、物忘れ、しびれ、神経痛、手足の痛み、ふるえ、けいれん、びくつき、力が入らない、麻痩、歩行障害、筋肉のやせ、言語障害、読み書きの障害、排尿排便の障害
動脈硬化や高血圧が原因で、脳の血管がつまる(脳梗塞)、破れる(脳出血)などして身体のまひや意識障害を引き起こし、重症の場合には死に至る病気です。突然意識を失った場合はもちろん、急に手足が動かなくなった、感覚がまひした、言葉がうまく話せないなどの症状が出た時には、一刻も早く受診してください。
進行性に筋肉がやせ、筋力低下を起こす疾患です。
神経に原因があり、間接的に筋肉が障害される病気。
筋萎縮性則索硬化症(ALS)、脊髄性進行性背筋萎縮症(SPMA)、進行性球麻痺(PBP)他
筋肉自体が障害される病気をさします。
筋ジストロフィ-、代謝性筋疾患、ミトコンドリア他
筋力が弱くなる自己免疫疾患で、重症の場合は、呼吸ができなくなり、人工呼吸器が必要になることもあります。現在は、多くのケースで適切な治療によって軽快・寛解します。
手足のふるえ、筋の固さ、動作の遅さ、歩行しにくさ、転びやすさなどの症状がゆっくりと進行する、神経変性疾患です。高齢化が進む今後はますます増えることが予想されています。進行性の病気のため、定期的な診察と、投薬やリハビリテーションなど症状に合わせた適切な治療が必要です。
当科では年間140名以上の特定疾患申請(パーキンソン病関連疾患71名、脊椎小脳変性症30名、重症筋無力症24名 等)を行っています。
脳神経内科科長(部長)
(部長)
(後期研修医)
午前
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
6診 | 上原(2・4週)/堀(1・3・5週) | 田上 (予約診) |
中村 (予約診) |
田上 (予約診) |
上原 (予約診) |
午後
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
6診 | ― | 田上 (予約診) |
上原 (予約診) |
堀 (予約診) |
上原 (予約診) |
初診の患者さんには、「かかりつけ医」等からの紹介状の持参をお願いしています。お持ちでない場合は、選定療養費(保険適応外)のご負担が必要になりますので、ご了承ください。
近年、病院の機能や役割は地域のなかで細分化され、互いに連携しながらそれぞれの役割を果たすことが重要になっています。みなさまの健康管理をより充実したものにするためにも、まずは日頃の診察や健康相談が気軽にできる身近な「かかりつけ医」をお持ちになることをおすすめします。
おおむね65才以上の方で、精神的または身体的理由で日常生活に常時介護を必要とし、自宅ではお世話を受けることが困難な方を対象としています。
介護が必要な利用者に対して、健康で安定した生活を送っていただくことを目的として、利用者本位の総合的な援助を行います。
要介護、要支援者および居宅介護支援事業からの居宅サービス計画に沿って、利用者の自立とQOLを高め得るに適切な利用者中心のサービスを提供します。
要介護、要支援者の意思および人格を尊重し、利用者の立場に立った適切な指定訪問看護の提供することを目的としています。
子どもの状態を正しく把握し、疾病の早期発見、早期治療に努めています。病院との連携を深め、適切な指導を行います。
地域医療機関と協働し予防医療・健康増進に寄与するため、平成30年11月「健康・医療のまち健都」の駅前複合商業ビルVIERRA(ビエラ)岸辺健都2階フロアに移転します。
病気をかかえていても医療と介護の専門家の目が行き届く環境で通所と宿泊サービス・訪問看護と介護サービスを組み合わせ、慣れ親しんだ地域と家で“身近な人に囲まれていつもの暮らしを続けること”をサポートします。
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