当院では、泌尿器がん(前立腺・腎・膀胱・精巣など)および尿路結石症、前立腺肥大症、尿失禁などの泌尿器科疾患全般に対応しています。
近年では、各疾患に対しガイドラインが整備されてきており、標準的な治療が確立されている疾患には、ガイドラインに準じた標準治療を提供するよう心がけています。しかし、ガイドラインがすべての方に当てはまるわけではなく、ライフスタイルや治療に対する考え方は各個人によりことなりますので、患者さんおよびご家族が適切な選択ができるようなインフォームド・コンセントを心がけています。
あらゆる疾患に対し、根治性と機能温存・QOL(生活の質)の両立を考慮した医療を行うことを目標にしています。また、安全な治療を行うことが前提ですが、積極的に先進医療などの新規技術の導入にも力を注いでいます。なかでも患者さんの身体への負担が少ない腹腔鏡手術を積極的におこなっています。これらの目的のために、また、さまざまなケースにおいて最良の治療を提供するために、学会活動や勉強会などにも積極的に参加し、日々研讃に努めています。
泌尿器で診療を行う疾患の多くは、患者さんのライフスタイル・QOLに直結するものが多いのが特徴といえます。治療中のみならず治療後も継続したフォローが重要と考えており、切れ目のない医療・サービスを提供するため、かかりつけ医の先生や地域の医療関連施設との連携も密におこない、日々の健康を支えていきたいと願っています。
前立腺がんや腎がん、膀胱がん、腎盂尿管がん、精巣がんなどに対して、手術、化学療法、放射線療法などの集学的治療、根治性と機能温存・QOLの両立を目指した治療を提供します
前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、尿失禁・骨盤性器脱などに対して、薬物療法・手術療法を中心にQOLの向上を目指した治療を行います
腎結石や尿管結石、膀胱結石に対して、薬物療法で治療できない場合は、対外衝撃波結石砕石術(ESWL)や経尿道的手術(TUL)、経皮的手術(PNL)を行います
膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、精巣上体炎などに対し薬物療法を中心に行います
副腎腫瘍などに対し、適切な診断のもと経過観察や手術療法を行います
停留精巣、先天性水腎症などに対して手術療法を中心に行います
2015年度 | 2016年度 | |
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平均外来患者数(月) | 1,347 | 1,364 |
紹介率 | 68.4% | 72.6% |
逆紹介率 | 90.3% | 80.1% |
2015年度 | 2016年度 | |
---|---|---|
平均入院患者数(月) | 523 | 491 |
平均在院日数 | 7.0 | 6.9 |
年間手術件数 ()内は腹腔鏡での症例数 |
2015年度 | 2016年度 |
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根治的腎摘除術 | 15(5) | 11(6) |
腎部分切除 | 2(1) | 3(0) |
腎尿管全摘除術 | 5(3) | 9(4) |
前立腺全摘除術 | 20 | 8 |
膀胱全摘除術 | 7 | 9 |
(内)回腸導管 | 3 | 7 |
(内)新膀胱 | 2 | 1 |
(内)尿管皮膚ろう | 2 | 1 |
院長補佐
泌尿器科科長
前立腺がんセンター科長
経営戦略室室長
診療部統括部長(部長)
(医長)
(医員)
(後期研修医)
午前
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
6診 | ― | ― | 宮本 (基本予約診) |
― | 泌尿器科(11時~) |
7診 | 高橋 (基本予約診) |
宮本 (基本予約診) |
中村 (基本予約診) |
高橋 (基本予約診) |
上野 (基本予約診) |
8診 | 中村 (基本予約診) |
上野 (基本予約診) |
藤戸 (基本予約診) |
藤戸 (基本予約診) |
藤戸 (基本予約診) |
午後
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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7診 | 検査 | 手術 | 検査 | 手術 | 検査 |
8診 | 中村 (基本予約診) |
手術 | 検査 | 手術 | ― |
初診の患者さんには、「かかりつけ医」等からの紹介状の持参をお願いしています。お持ちでない場合は、選定療養費(保険適応外)のご負担が必要になりますので、ご了承ください。
近年、病院の機能や役割は地域のなかで細分化され、互いに連携しながらそれぞれの役割を果たすことが重要になっています。みなさまの健康管理をより充実したものにするためにも、まずは日頃の診察や健康相談が気軽にできる身近な「かかりつけ医」をお持ちになることをおすすめします。
当院での診療後、症状が落ち着かれたら近隣医療機関へのご紹介をおこなっています。お近くに「かかりつけ医」をお探しの場合は、主治医にお気軽にご相談ください。
おおむね65才以上の方で、精神的または身体的理由で日常生活に常時介護を必要とし、自宅ではお世話を受けることが困難な方を対象としています。
介護が必要な利用者に対して、健康で安定した生活を送っていただくことを目的として、利用者本位の総合的な援助を行います。
要介護、要支援者および居宅介護支援事業からの居宅サービス計画に沿って、利用者の自立とQOLを高め得るに適切な利用者中心のサービスを提供します。
要介護、要支援者の意思および人格を尊重し、利用者の立場に立った適切な指定訪問看護の提供することを目的としています。
子どもの状態を正しく把握し、疾病の早期発見、早期治療に努めています。病院との連携を深め、適切な指導を行います。
地域医療機関と協働し予防医療・健康増進に寄与するため、平成30年11月「健康・医療のまち健都」の駅前複合商業ビルVIERRA(ビエラ)岸辺健都2階フロアに移転します。
病気をかかえていても医療と介護の専門家の目が行き届く環境で通所と宿泊サービス・訪問看護と介護サービスを組み合わせ、慣れ親しんだ地域と家で“身近な人に囲まれていつもの暮らしを続けること”をサポートします。
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