なぜ副作用って起こるの?
薬は目的の作用だけでなく、他の作用も引き起こすことがあります。例えば、かぜ薬を服用して症状はよくなったけれども眠気が出てしまうといったように、その薬によって引き起こされた可能性がある好ましくない作用のことを「副作用」と言います。副作用の原因は様々あります。
- 薬の使い方・・・
- 飲むタイミングや量の間違い、他の成分との飲み合わせなどによって起こることがあります。
- 薬の性質・・・
- 例にあげたように、治療する目的 (かぜを治す)と違う作用 (眠気)が現れてしまうことがあります。
- 飲む人の体質・・・
- 年齢、性別、体重、嗜好品などの影響で起こることがあります。
- 飲む人の体調・・・
- 体の調子が悪いときなどは薬の影響を受けやすいことがあります。
ご自身の判断で薬をやめてしまったり、服用する量を加減することで、かえって病気を悪化させることもあります。副作用かもしれないと思ったら必ず医師・薬剤師へ相談しましょう。