対象疾患 | 大阪府済生会吹田病院

精神神経科 - 対象疾患

うつ病

心と身体の両方にさまざまな症状が現れます。早い段階で適切な治療をおこなえば回復する病気です、治療の基本は投薬と休養ですが、本人の自覚と周囲の理解も欠かせません。

躁うつ病

憂うつに支配されるうつ状態の気分と、異常に高揚する躁状態が交互に現れる病気で、双極性障害とも呼ばれます。症状の現れ方は人によって違うので、適正な治療が必要です。

パニック障害

突然、何の前ぶれもなく脳が現実ではない危機を感じてしまい、パニックの発作に陥る病気です。発作が起こると、息が苦しくなって心臓がドキドキする、胸が締め付けられるように痛む、汗が噴き出す、身体が震える…などさまざまな症状が現れます。身体的には異常がないのですが、このような発作を繰り返すのは本人にとって恐怖以外の何者でもありません。心臓や呼吸器の検査でどこも悪くなければ、パニック障害を疑い専門医の診察を受けることが必要です。

統合失調症

偏見をもたれがちの病気ですが、発症率は100人に1人弱、決して珍しい病気ではありません。症状は、わかりやすい妄想や幻覚が出る場合、病とは気づきにくい活動性の低下や引きこもりがあります。薬物療法や心理社会的治療や精神療法を継続することで、社会復帰も可能です。気になる症状がある時は、早めにご相談ください。

てんかん

脳の神経細胞の異常な電気的興奮によって引き起こされる病気です。主な症状はてんかん発作ですが、発作の重さによって治療方法や日常の生活への注意点が変わります。