対象疾患 | 大阪府済生会吹田病院

整形外科 - 対象疾患

対象疾患

整形外科の治療内容

高齢者の外傷の大分部分を占める、大腿骨近位部骨折に対しては、受傷後5日以内の早期手術と超早期リハビリテーションを組み合わせた治療と退院後の在宅ケアまでのトータルケアの確立をめざしています。

変形性膝関節症に対しては、自身の関節を温存する高位脛骨骨切り術や、部分あるいは全人工膝関節置換術を、股関節症に対しては人工股関節全置換術を行っています。脊椎の変性疾患に対しては、開窓除圧術や脊椎インストルメンテーションを用いた固定術を行っています。腰椎椎間板ヘルニアは、手術侵襲が小さく入院期間の短い顕微鏡下ラブ法を行なっており、短期間の退院が可能になっています。各疾患において、術後の早期離床、早期リハビリテーションを行うことによって、速やかな機能回復、社会復帰が可能となるよう取り組んでいます。

スポーツ整形外科

スポーツでの外傷や障害にも対応しており、スポーツレベルに関わらず、アスレティックトレーナーとともに高次元での早期競技復帰を目指して取り組んでいます。スポーツ選手の肩関節・膝関節疾患については関節鏡視下手術を中心とした早期診断、治療、競技復帰をめざしたプログラムを行っています。

骨粗鬆症

骨粗鬆症については予防を重点において対応しています。吹田市骨粗鬆症検診の2次検診施設の指定を受け、骨粗鬆症講座などの啓蒙活動を行うとともに、リハビリテーション科、栄養科とのチームで運動処方、食事指導などもおこなっています。2次検診については地域連携課を通じて検査予約、追跡調査を行っています。