入院中のお食事 | 大阪府済生会吹田病院

栄養科 - 入院中のお食事

入院中のお食事

入院食は治療の一環として提供しておりますが、入院患者さんにとってお食事は楽しみの一つです。当院では栄養バランスはもちろん、安全でおいしい食事の提供を心掛けています。また、入院食をおいしく食べて頂き、栄養状態を維持または改善することは質の高い医療を提供することにも繋がります。おいしい入院食を通して治療のサポートができるよう、おひとりおひとりに合わせたお食事を提供します。

常食

行事食

入院生活の中でも季節を感じて頂けるよう、四季折々の食材を使用した行事食を取り入れています。

行事食予定
1月 正月・七草粥
2月 節分・バレンタインデー
3月 ひな祭り・春分の日
4月 花見
5月 こどもの日・母の日・創立記念日
6月 父の日
行事食予定
7月 七夕・土用の丑
8月 盆入り
9月 敬老の日
10月 スポーツの日
11月 勤労感謝の日
12月 冬至・クリスマス・大晦日

※行事食は都合により変更となる場合があります。

正月
節分
バレンタインデー
敬老の日
お月見
クリスマス

嚥下調整食

当院では噛む力や飲み込む力が弱くなった患者さんのために、嚥下調整食を用意しています。嚥下調整食は、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会が提唱している学会分類2021に基づき、献立を作成しています。学会分類2021とは、病院・施設・在宅のどこでも共通して使用できることを目的とした、嚥下調整食およびとろみの段階分類です。

学会分類2021
コード0j 物性に配慮した離水の少ないもの。
たんぱく質含有量が少ないゼリー。
コード1j 物性に配慮した離水の少ないもの。
たんぱく質含有量は問わない。プリン・ゼリー・ムースなど
コード2-1 べたつかず、まとまりやすい、ミキサー食、ペースト食など均質でなめらかなもの(あまりさらさらしすぎないこと)。
コード2-2 べたつかず、まとまりやすい、ミキサー食、ペースト食などやわらかい粒などを含む不均質なもの。
コード3 形はあるが、歯や入れ歯がなくとも口腔内で押しつぶし、食塊形成が容易なもの。
コード4 形があり、かたすぎず、ばらけにくく、貼りつきにくいもの。箸で切れる軟らかさ。
嚥下調整食4(コード4に相当)
嚥下調整食3(コード3に相当)
嚥下調整食2(コード2に相当)

セレクト食

治療の影響等で、食欲が低下している患者さんのために既成品を中心とした食事をご用意しています。
一覧の中から麺類など、食べられそうな食品をご自由に選んでいただけます。
セレクト食について説明を希望される方は主治医や看護師、または病棟の管理栄養士までお伝え下さい。できるだけ都合の良い時間にあわせて、お話させていただきます。

するっと食

病状や治療の影響等により、固形の食べ物を飲み込むことが難しい患者さんのための食事です。使用する食材はゼリーやムース、ジュースなど“するっと”食べやすいものが中心です。

ぱくっと食

お身体の状態により座って食べられない方のためのお食事です。横になったままでも食べやすいように、主食はおにぎり、おかずは串に刺しています。

プラチナ食

入院生活での楽しみの1つとしていただけるよう、ご希望に応じて選択できる特別メニューをご用意しています(別途料金を頂きます)。
※行事食や治療上の都合により選択メニューが提供できない場合があります。

祝膳(2022年秋リニューアル)

ご出産を無事に終えられたお母さんに新たなご家族の誕生を祝福して「祝膳」をご用意しています。お母さんの産後の体力回復とお子様の健やかな成長への願いを込めておもてなしをさせて頂きます。
※献立内容は変更する場合があります
※和食・洋食のどちらかをお選びいただけます

洋食
和食

デイルーム(食事ルーム)について

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入院食を病室以外でも召し上がって頂けるよう、病棟の各フロアーにデイルームを設置しています。デイルームは食事以外でもご面会等にご利用頂けます。

 

アレルギー対応について

当院では厚生労働省「アレルギー物質を含む食品に係る表示制度」に基づき、食物アレルギー食材の除去対応を行っています。 食物アレルギーをお持ちの方は入院時に医師・看護師・管理栄養士にご相談ください。